YAMATO criticism

宇宙戦艦ヤマトについて、または宇宙戦艦ヤマトを通して考える。

決して英雄なんかではなく

YAMATO CREW『アクエリアスアルゴリズム』第1話

https://yamatocrew.jp/crew/info/aalgo01/2/ #yamatocrew

 

 オリジナルシリーズの『宇宙戦艦ヤマト・完結編』から『宇宙戦艦ヤマト復活篇』の間を補完する物語。ついに書籍化です。

 リメイクシリーズも応援しているけれど、やっぱりオリジナルへの想いが断ちがたい私には、本当に嬉しい作品です。

 そして私にとって嬉しかったのは、この作品において、古代進が様々な痛みや家族への想いや戸惑いを抱えた”普通の男”として描かれているそのことでした。

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宇宙戦艦ヤマトの女性論

 74年版Part1第12話『絶体絶命!オリオンの願い星・地獄星』に登場する医療班員。一見男性ですが、胸が不自然に膨らんでいます。

 実は当初この隊員は女性でした。松本零士調不美人キャラだったのを「ヤマトにブスは要らない」という西﨑プロデューサーの一言で男性に修正。しかし時間が足りず、胸が膨らんだままになってしまった。

 これは氷川竜介先生の講義で披露されたエピソードです。会場は女性の出席者も含め笑いに包まれました。でも自分は全く笑えませんでした。

 一緒に笑えればどんなにラクだろう、と思いながら。

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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』~人の心を知る難しさ

 実は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』最初絵柄で敬遠してました。
 ああまた萌え美少女系かって感じで。
 若い人が昔のアニメを絵柄で敬遠しちゃうってのと、似ているかもしれません。

 でも作品を見たらあっという間に引き込まれて、大泣きしてました

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『彼方のアストラ』~自己否定という呪いを振り払う物語

 『彼方のアストラ』ヤマ友さんたちのお勧めで観てみました。配信で一気に観てから最終回に臨んだ駆け込み視聴組です。

  以後感想となりますので、先を知りたくない方は読むのを止めていただければと思います。

  ちなみに私は、原作未読でアニメが初めてでした。

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ノベライズ大好き♪【古代&雪萌え編】

宇宙戦艦ヤマト完結編・前編(岬兄悟 アニメージュ文庫)

宇宙戦艦ヤマト完結編・前編(岬兄悟 アニメージュ文庫)

 古代はユキの髪の匂いを思い出した。そして、抱きしめたときの細いが、意外にしっかりした筋肉の感じられる体の感触。

 昔引越しした時に紛失してしまったため記憶だけで書いてますが、岬兄悟氏による完結編ノベライズの一文はこんな感じだったかと思います。

 公開2年前から、逐一アニメージュで事前情報をチェックしていたにもかかわらず、私は完結編を映画館で観ていません。公開時やっと小6だった私は、親の許しと引率がなければ、映画館のある街に行くことはできませんでした。

  リアルタイム当時映画館でヤマトを見たのは『永遠に』1回のみ。ビデオもない時代ですから、私にとってのヤマトはロマンアルバムなどのムック本と小説でした。

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古代進萌え語り

ヤマトマガジンvol.3表紙

ヤマトマガジンvol.3

 ヤマトマガジン最新号きました。

 いやー。『ヤマト王子』うん。コレは確かに王子様ですな。   

 2199以降のリメイク版古代くんは、文字通り王子様だと思います。

キレイだし品があるし、繊細で、少し天然(笑)。何よりも、まっすぐに人を信じられる純粋さ。

 その心がガミラスやガトランティス、そして地球の人々の心をも動かしていくわけで、2199-2202の物語には、そんな古代進が必要だったと思います。

 

 そんな古代を私は決して嫌いじゃないし、全力で応援もするのですが、その一方で私が40年前から追いかけてきた古代とは違うとも感じています。

 それは悪いことじゃない。 違っていていいのだと思います。同じでは、リメイクする意味がありません。

 リメイクされたからといって、オリジナルが消滅するわけでもありません。

 

 では私が追いかけてきた古代進ってどんな男か。どんな存在なのか。もう本当に妄想垂れ流しです。先に謝りますすみません…。

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